メンテナンス
♠ カドのすり減り
革素材のバッグは、永く使用していくうちに、どうしてもぶつけたりしてキズがついてしまします。 カバンはなかに入れるものを保護する役目があるので、しかたがないことかもしれません。
すり減ったところが風格と感じるのか、だらしがないと感じるかは個人差があると思います。 でも、革は素材のなかでは傷や、汚れがあっても許されるマテリアルだと思います。
でもボロボロであっても良いというこではありません。 よく経年変化という言葉が使われますが、同じ革素材でも使われ方で表情が違います。
何でもそうですが大切に愛情をもって接することが一番です。 このバッグは40年ほど前のもので、一時期毎日使用していました。
ちょうどストーンウォッシュという言葉が生まれたころで、最初から革の表面を使い古した表情の革でした。 今の状態ぐらいがちょうどよいのかも知れません。
♥ オイルを入れる
とにかく毎日でなくても、使用することが大切です。そうすれば手のひらのわずかな脂分が革に移り、一番のメンテナンスです。
磨り減って革の下地の色が見えてくる場合は、染料を少し塗り込むのもいいと思います。 なければマジックでも目立たなくないます。 (もちろん個人責任ですが)
定期的に皮革用のオイルをネルの生地に少し含ませて拭くのがベストですが。